佐賀市の中島さんの家を600万円コストダウンをしたケース
注文住宅を建てたいと思い有名なハウスメーカー数社を候補に見積もりを取られた佐賀市の中島さん。
「最近は低コストで注文住宅を建てられるらしい」。
このように思われていたそうです。
注文住宅に対して憧れはあるものの、なかなか手が出せないという考えや「低コストで注文住宅を建てられるかも」という話を聞いて有名ハウスメーカーを3社ほど尋ねられたということでした。
しかし、どのハウスメーカーの見積もりも中島さんが考えられていた以上の高い見積もりが出てどうしようかと建築サポートにコストダウンの依頼をされました。
大手ハウスメーカーの見積もりは38坪の2階建てで、2850万円~3100万円でした。
そこで建築サポートでは600万円のコストダウンを提案し実施しました。
家の大きさや仕様を変えることなくムダな経費を省くことで600万円のコストダウンを行い2250万円で建築を行いました。
コストダウンを考える上で大事なことは何でしょうか?
それは、ムダな費用をかけない。
この1点に集中しよう。
一般的な大手ハウスメーカーの注文住宅は2500〜3000万円ほどかかるといわれており、なかなか手が出せない価格帯です。
しかし最近注目を集めている「ローコスト住宅」は今までのそういったイメージを打ち破り、2000万円以下で建てられるものすら登場しています。
しかしなぜこのようなことが実現可能なのでしょうか?
そもそもそんなに安いお家で大丈夫なのでしょうか?
そこで今回はこういった問題を解決すべく、ローコスト住宅の特徴やメリット・デメリットについて考えてみます。
○ローコスト住宅の特徴
・ローコスト住宅って何?
ローコスト住宅は名前の通り、コストの低い住宅のことを指します。普通の住宅が2000〜3000万円ほどの値をはる一方で、ローコスト住宅は1500万円〜2000万円程度で購入することが可能です。
現在、住宅購入世代の35歳前後の方の中でもローコスト住宅のニーズが高まってきています。
・ローコスト住宅は一般的な住宅と何が違うの?
ローコスト住宅の特徴が「価格の安さ」だということはわかりましたが、その他に一般的な住宅との違いは見られるのでしょうか?
価格の安さと関係してくるのですが、ローコスト住宅は、節約できるものは全てカットしてしまうという考え方のもと超合理的に造られたお家です。
例えば、内装は同じ広さであったとしても二階建てにすることで床面積を最小限に抑えたり、家全体を正方形や長方形にすることで屋根や外装・内装の工事を簡略化・最短化したりします。
また、家具に関しても取り付け家具は最小限にとどめて安く手に入る既製品の設置をする、システムキッチンは避ける、といった施行の違いが見られます。
しかし、手抜き工事をすることは決してないためローコスト住宅だからだめだ、ということはありません。
その他、ローコスト住宅の多くは価格を抑えるために木造住宅の場合が多いということもポイントです。
「木造住宅は造りが心配」、「本当にローコスト住宅に住んでも大丈夫なの?」と不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしどの住宅においてもそうですが、建築時に「建築基準法」とよばれる法律により、梁の太さや耐震性など細かく審査をされます。
その基準をクリアした住宅であれば木造建築であろうと、耐震性は申し分ありません。
建築サポートでは耐震性や断熱性はそのままで中間マージンや広告宣伝費などのムダな費用を省きます。